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イントロダクション

「不動産投資を始めたいけれど、できるだけ借金(ローン)は少なくして頭金をたくさん入れた方が安心だし得なのでは?」

そう思ってしまうかもしれませんね!
しかし、実は、お金を増やすスピードを早めたいなら、あえて頭金を減らしてローンをたくさん組む(=借入割合を増やす)のが近道と言えるのです。

今回は、「なぜローンを多くした方が効率よくお金が増えるのか?」その仕組みを、専門用語を使わずに分かりやすい具体的な数字で解説します!

1. お金を増やす効率(自己資金利回り)の基本

不動産投資で一番大切な考え方は、「自分が出したお金(頭金)に対して、年間どれくらい手元にお金が残るか」という効率です。

たとえば、100万円の頭金を出して年間20万円手元に残れば、出資したお金の「20%」が1年で戻ってくることになります。

この「手元に残るお金の割合(効率)」が高ければ高いほど、使ったお金がすぐに手元に戻り、次の物件を買う資金に回せるため、お金が増えるスピードが圧倒的に速くなります。

2. 具体例で比較!頭金が多い人 vs 頭金が少ない人

分かりやすく、1億円のアパートを買う場面をイメージしてみましょう。 (※条件:このアパートは年間で600万円の利益を生み出し、借金の返済コストは年間4%とします)※返済コストとは金利ではなく年間返済額÷借入残高による利率です。

同じ1億円の物件でも、「頭金をしっかり払うAさん」と「頭金を少しにしてローンを多く組むBさん」で比べるとどうなるでしょうか?

Aさん:頭金を「7,000万円」払った場合(ローンは3,000万円)

  • 物件の利益:600万円

  • 年間の返済:120万円

  • 手元に残る現金:480万円

  • 出したお金に対する効率:約6.8% (480万円 ÷ 7,000万円)

Bさん:頭金を「1,000万円」だけ払った場合(ローンは9,000万円)

  • 物件の利益:600万円

  • 年間の返済:360万円

  • 手元に残る現金:240万円

  • 出したお金に対する効率:24% (240万円 ÷ 1,000万円)

3. ここが勘違いの落とし穴!「金額」と「効率」の違い

一見すると、手元に残る現金の「金額」だけを見れば、Aさん(480万円)の方がBさん(240万円)よりも多く見えますよね。 ここが多くの人がハマる勘違いの落とし穴です!

大事なのは「自分がいくら出したか」です。

  • Aさん:7,000万円という大金を出して、手残りは480万円(効率 6.8%)

  • Bさん:たった1,000万円しか出していないのに、手残りは240万円(効率 24%)

BさんはAさんの7分の1の頭金しか使っていないのに、半分もの手残りを得ています。 つまり、出したお金を増やす「効率」で言えば、Bさんの方が約3.5倍も優秀なのです。

4. 頭金を減らすと何が起きる?(手元のお金の可能性)

もし、あなたのお手元に「7,000万円」の資金があったとします。

  • 頭金をたっぷり払う場合(Aさんのやり方) 1億円の物件を1棟だけ買って、手元に残る現金は 年間480万円

  • 頭金を減らしてローンを組む場合(Bさんのやり方) 1,000万円の頭金で1億円の物件を「7棟」買うことができます。 すると、手元に残る現金は 240万円 × 7棟 = 年間1,680万円 になります!

同じ手持ち資金でも、ローンをうまく使って「頭金あたりの効率」を高めることで、将来得られる手元のお金には「3倍以上」もの差が開くことになります。

5. ローンを多く組むときの注意点(鉄則ルール)

「じゃあローンを限界まで組めばいいんだ?」と思いがちですが、1つだけ絶対に守らなければいけないルールがあります。

それは、「物件が稼ぐ力の割合(%)」が「ローンの返済コストの割合(%)」より必ず高いことです。

  • 得する状態:物件の稼ぎ(例:6%) > ローンの返済コスト(例:4%) 👉 ローンを増やせば増やすほど、手元のお金の増えるスピードが速くなる!

  • 損する状態:物件の稼ぎ(例:3%) < ローン返済コスト(例:4%) 👉 ローンを増やすと逆に自分の首を絞める(赤字になる)!

ローンを多く組んで大成功するためには、「返済コストよりも圧倒的にしっかり稼いでくれる物件」を選ぶことが絶対条件になります。

まとめ

投資したお金を最速で増やしていくためのポイントは次の3つです。

  1. 手元に残る「金額」だけでなく、出資金に対する「増える効率」を見る

  2. 稼げる物件なら、頭金を減らしてローンを増やすほど効率は爆発的に上がる

  3. ただし、「物件の稼ぐ力 > ローンの返済コスト」のルールは絶対に守る

「借金=怖いもの」と決めつけず、正しくローンを使って効率よく資産を育てていきましょう!