Pocket

こんにちは!

陽徳不動産の田邊です。

今日は不動産投資に限りませんが投資行為においては期待利回りが見合うものかで判断を

することがあります。

例えば10000円を4年間投資することで以下のようなキャッシュフロー(以下CF)があります。

この投資は7%の目標利回りです。

1年目 0

2年目 1000円

3年目 5000円

4年目 7931円

4年間で7投資額に対する7%の利回りがあるかどうかを確認してみます。

ここに記載してある1年目~4年目までのCFは毎年7%の収益があります。

少し難しいかもしれませんが将来毎年7%が複利で計算され蓄積されていくので逆に現時点で考えると

反対に割り引くという概念が必要になります。

つまり、1年目は7%を1年分割引、2年目は7%を2年分割引、3年目は3年分というように逆引き

していく考え方が必要になります。

具体的には将来のCFに以下の係数をかけていきます。

1年目 約0.935×0=0

2年目 約0.873×1000=873

3年目 約0.816×5000=4080

4年目 約0.763×7931=6051

この係数は電卓で1+0.07÷÷として=を年数分押すと係数が出てきます。

2年後であれば1+0.07÷÷==と押すと係数が出ます。

この出てきた数字を全部足すと11004円になりますので10000円を投資したことにより

初期投資の10000円と1004円の現時点での価値があるという事になります。

逆にこれが最終的に初期投資の10000円を割り込んでしまうようであると7%の目標利回りは

達成できていないという結果になります。

不動産投資