こんにちは
陽徳不動産の田邊です。
ある方に相続が起こり亡くなった方の所有不動産を売却するサポートをさせて頂いています。
その対象不動産を売却のために調査を行いながら相続人の方に売却のためにはまず、不動産の
登記名義人を亡くなった被相続人から相続人に登記を変更する手続きを進めるために相続人の
確定作業を司法書士先生に依頼をして合わせて遺産分割協議書の作成もお願いをしました。
そうしたら、なんと相続人はその相談を受けたお一人だと伺っていたので争いもなく問題なく
進められると思っていましたら、実はその方を生む前に婚姻歴がありお一人、息子さんが
いた事実が判明しました。しかも今まで一度も聞いたこともなく、もちろんお会いをしたことも
ない方という事でした。
私もこんなことがあったという話は聞いたことはありましたが、実際にご相談を頂いた件で
あったのは初めての経験でした。
これは自分の身に置き換えてみるととても複雑な心境だと思いました。今までその亡くなった
親は当然この事実は知っている訳でしかし、その後の子供には一切このことは話していなかった。
何かしらの理由はあるのでしょうがなぜ、話さなかったのか、または話せなかったのか複雑な
胸中だろうという事が見て取れます。
判明した以上、私は粛々と手続きをサポートするしかありませんが当人としたら難しい胸中だろうと
察します。
色々なドラマがあるものです。