皆さんこんにちは!
陽徳不動産の田邊です。
緊急事態宣言が発令されてから2週間が経過しますが、いまだ新型コロナウィルス感染は未だ終息の兆しは見えない状況が続いています。この影響により仕事の勤務時間が減ったり、失職したり倒産したりと計り知れない影響により、住んでいる住まいの家賃を支払えないという相談も多くなってきました。
これは、お住いの入居者にとっても物件のオーナーの双方にとって難しい局面です。入居者にとっては賃料が払えないために住まいを失うかもという不安、オーナーにとってはこの状況では、賃料不払いの催促も強硬できないが、返済があれば催促をしない訳にもいかないというジレンマがあります。
このような時はコロナ対策として幾つかの対応が考えられます。
1.家賃保証会社に加入していれば貸主に相談の上、賃料が今月は払えない旨を報告し保証会社に代位弁済をしてもらい、後日、入居者が保証会社に支払う。
2.賃貸借契約の連帯保証に報告し連帯保証人に一旦、立て替え払いをしてもらう。
3.住宅確保給付金制度を活用する。
3の住宅確保給付金について少し補足をすると国の制度として、コロナ禍のように自己都合でない理由で離職または収入が一定基準以下に減少し生活に困窮し住居を失う恐れが生じる場合は住宅確保給付金が支給されます。
収入の基準として・・
単身世帯 月収が137,000円以下 2人世帯 194,000円 3人世帯 241,000円 でこの場合の世帯は世帯収入になるので例えば2人世帯でしたら2人の合計になりますのでご注意ください。
資産基準として・・
預貯金などの合計額が単身世帯 504,000円以下 2人世帯 780,000円以下 3人世帯 1,000,000円以下
離職をしている場合は、就職活動をしていること(職安に登録し就職活動をしていること)
支給額は、単身世帯 53,700円 2人世帯 64,000円 3人世帯 69,800円が毎月支給されます。
支給期間は、原則3か月間(但し、一定条件を満たせば9カ月まで延長可能)
詳しくは、こちらのURLを参照ください。
https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/fukushi/jyuutaku-kakuho-kyuufu-kin.html
何れにしてもまずは状況をみて賃貸管理会社と相談し前向きな話し合いをすることをお勧めします。
あきらめないでこの状況を皆で乗り越えましょう!必ず光は見えます!
何かありましたら、ご相談ください!