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こんにちは!

陽徳不動産の田邊です!

賃貸経営をしていく中で建物が古くなっていくと内装外装を含めリフォームやリノベーションが必要になってきます。例えば築後40年以上経過している広さ35㎡前後の1DKの部屋をそれなりに汚れや劣化している部分も多くあるので、今回思い切ってスケルトンからフルリノベーションして1LDKに変更しようと考えます。

今までの賃料は、70,000円でしたがこの度は、リノベーションに伴い100,000円の賃料に変更をしました。リノベーション費用は、総額350万円でした。月額3万円の賃料を上げるために350万円の費用を掛けたとしたら利回りで換算すると約10%(3万×12÷350万円×100)になります。では、このリフォーム費用を300万円は融資で調達、50万円は自己資金としたらどうなるでしょうか?

融資は大田区中小企業融資を利用したとします。https://www.city.ota.tokyo.jp/sangyo/yushi/madoguchi.files/panfu.pdf

金利1.8%期間は7年間、返済額は年間456,000円です。リノベーション後は月額賃料10万円、年間120万円(経費は考慮しません。)返済額を差し引くと手取りは744,000円になります。300万円は他人資本なので実質の自己費用は50万円ですから、自己投資利回りは149%(74.4万円÷50万円×100)です。

この中小企業融資は、融資対象条件はありますが賃貸マンションを事業としている個人でも対象になるので利用が出来る場合は、自己資金を全額使うよりも効率よく収益を上げることが出来ますので、活用を検討してみるのも良いと思います。しかも金利を大田区が1.2%は負担をしてくれるので実質の金利負担は0.6%になるので更に利回りは上昇します。