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こんにちは!

陽徳不動産の田邊です。

大田区の住宅戸数、空家数、空き家の内訳、募集中のワンルーム数

などを調べていたらあることに気付きました。

大田区内の住宅戸数は約41万戸、内、空家数は6万戸の約15%だそうです。

その空家の内訳が問題ですが、賃貸住宅の空家は6万戸の内、4.5万戸が賃貸住宅

だそうです。空家の割合でみれば実に約70%が賃貸住宅が占めています。

人口が今後、減っていく中では更に賃貸住宅の空家は増え続けることも考えられます。

そして、現在募集中の賃貸住宅の間取りと入居希望者が物件を探している割合のデータを

大手検索サイトのデータで確認をしてみると大田区内に限りますが、物件を探している

全体の入居希望者を100%とした場合にワンルーム等の単身用の物件を探している

人の割合は全体のやく60%です。対してそのサイトに登録されている物件の全体を

100%とした場合、ワンルーム等の単身用の物件の登録件数は全体の78%を占めている

そうでつまり、探している人より物件数の方が多いという事になります。

結果、空家予備軍として余る物件が既に出ているという事になります。

データから賃貸空家数は4.5万戸と言いましたが仮にこのうち30%の約1.3万戸が

慢性的に空家とした場合で1戸当たり5万円で貸せる物件がとしたら7億5千万円の物件が

眠っていることにもなります。

何とか、建て替えではなくリフォームして賃貸できるようにすると空家も減り資産も

残せることも考えられます。