こんにちは
陽徳不動産の田邊です。
住宅購入する時には多くの人は住宅ローンを組みますよね。住宅ローンの金利は
低水準ではありますが、今月に入り住宅ローンの金利指標になる10年物長期国債
利回りの上昇がありました。これはアメリカのバイデン政権の新型コロナウィルスの
大型経済対策が発表され国債の発行を伴う影響があり、日本の国債利回りが若干上昇し
フラット35住宅ローン金利が上昇しました。
そうは言ってもまだ金利は低い水準ですが、例えば金利が1%の時に1000万円の
住宅を購入する際に自己資金を全額使うか銀行から借り入れをするか検討するとき
借入を負担と考えると自己資金を使いたくなりがちですが金利が低い時なら借入を
上手に使ってお金を増やせるかもしれません。(もちろんリスクはあります。)
周辺の賃料相場が購入希望の間取りの住居の場合10万円だとします。
1000万円を借り入れるときにA銀行は金利1%で借入可能期間は10年だとすると
毎月の返済額は約9万円です。若干、賃貸より返済の方が安いです。
一方B銀行は金利は2%ですが借入期間は20年です。この場合は返済額は毎月5万円
です。
この場合は賃貸よりも毎月5万円も差額が生まれます。
そもそもこの10万円の賃料を払えるだけの人が検討しているので5万円を何か
別の投資に向けることが出来れば毎月の差額は5万円ではなく更に広がります。
毎月5万円という事は年間60万円を3%で運用が出来れば20年間で約1600万円
の貯えが出来ます。
銀行借入も上手く使えばお金を増やすことも可能になります。