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こんにちは!

陽徳不動産の田邊です。

先日、こんなご相談がありました。

築50年以上経過する木造建物でそこの土地は、ご相談者のご実家です。

そして土地は借りている土地で建物はそのご相談者の親族所有という事です。

将来的に相続が起こった場合にこの借地権はどうなるのかという事でした。

先ずは土地の所有者、建物の所有者をそれぞれ客観的に調べる必要があります。

その資料として登記簿謄本で確認をいたします。

土地の所有者は登記簿謄本、公図などで確認が出来ました。

しかし、しかし、建物の登記簿謄本が出てきません。法務局に行き土地上の建物が

無いか何度も確認をしてみました。時代も遡り、閉鎖登記簿などで過去に建物が

あったかも調べてみましたが出てきません。

では、固定資産税の納税をされているかも調べてみましたがここも不明でした。

稀にあるそうですが建物の登記が無いが借地権として土地の賃貸借契約を締結

していて契約書は存在し、地代も毎月納めています。

借地権としては有効ですが、相続となった場合はどうなるのか?

建物の真の所有者はだれ?そしてその相続人はだれ?などいろいろな疑問符が付きました。

さてさていずれにしても法的な専門家のお知恵も必要でしょう。

解決できるように考えてみます。