こんにちは!
陽徳不動産の田邊です。
不動産の価格には様々な指標となる価格がいくつもあります。1物件に対し一物四価、五価
というように言われます。
①時価(取引価格)
②公示価格
③相続税路線価
④固定資産税路線価
⑤簿価
①の時価はいわゆる取引価格ですのである程度の相場はありますが、当事者間の事情に影響を
受けます。
②毎年、1月1日時点の標準値の価格を国交省の土地鑑定委員会が3月に公示価格を発表します。
③毎年7月に国税庁が公示価格を基準に概ね公示価格の80%程度の価格を目安としています。
④3年に一度、市町村主体で発表がされます。固定資産税の計算の基になります。
⑤会計上の価格になります。
それぞれに使用する時の目的が違いますが、どれも重要な指標になります。