こんにちは
陽徳不動産の田邊です。
今日は空家の利活用というワードを様々なところで耳にしますが、実際にうまくいくケースと
上手くいかないケースがあります。
様々な事例が情報として目にしたりすることもありますが、多くは事業者が買い取る或いは
借上げ空家の活用をするケースが多いでしょう。
一般的な所有者が直接、空き家の活用をするケースはどちらかというとレアケースかもしれません。
それはやはり事業者との情報量の違い、経験の違いが大きいでしょう。そもそも空家ですからそのままでは
使えないという前提がありますから一定の資金投入が必要です。
そういう意味では、一般的な所有者が空家活用と考えると事業者に対し売却もしくは貸し付けるという方法が
現実的かと考えます。
この考えで行くと売却という選択はいわゆる出口を取るという出口戦略ですから将来的に空き家について
考える必要はありません。一方で貸し付けは将来的に何時か貸していたものが戻ってきますから
戻った後どうするか考える必要があります。
つまりその時に出口をどうするか考える必要があります。
空家活用を考える上では次のポイントについて予め考えておく必要があります。
計画性 つまり長期的な視点に立っているかそして具体性があるか
維持管理 自分で維持管理ができるかもしくは信頼できる管理先があるか
最後に終い方 活用語のイメージが具体的にあるかまたは最終的な引取手があるか
また、空き家にしないためという意味では昨日ブログでも書きましたがリバースモーゲージというシステムは
理に適っていると思います。
こちらのブログも見てみてください。
自宅の相続を考えた時に子世代に遺すのか、相続前に処分するのか悩みます。こんな時にリバースモーゲージという選択もあります。そのリバースモーゲージとはどんなもの?